iPhoneをeSIMを残したまま初期化する。

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こんにちは、涼宮渚です。今回は、iPhoneを初期化する際にeSIMを残したままにする方法を紹介します。

iOS 17.0のPublic Beta版を入れた後からどうも動作が重くなっていて、初期化をしようと考えていたのですがeSIMを使用しており再発行には料金がかかるため初期化をためらっていました。

ただ、Appleのサポートの方に聞いてみたところeSIMを残したままiPhoneの初期化が可能とのことで今回はその周知のために記事化してみました。この記事を投稿することを通じて初期化をためらっている人の参考にしていただければ幸いです。

なお、初期化手順的には通常のiPhoneの初期化と全くと言っていいほど変わりません。

注意事項

必ず初期化の前にバックアップを作成しましょう。アプリによってはiCloudにバックアップを作成してもデータが保持されない場合もあるのでしっかりと保存した上でこの記事の手順を実行するようにしてください。

設定/一般を開く

転送またはiPhoneをリセットをタップ

リセットではなくて、すべてのコンテンツと設定を消去を選択

なお、これは通常の初期化と同じように基本的にデータは全て消えます。

あくまでeSIMだけ残るという形です。私はiCloudバックアップでクラウドにデータを保存して初期化後に復元しようと思っていたのでiCloudにバックアップを保存しておきました。

実際初期化してから復元しても初期化前の重さとか感じることは無かったので意外と有効かもしれません。

「このiPhoneを消去」で、削除される内容を確認して「続ける」をタップ

消去して良いかの確認対して「eSIMをすべて保持してデータ消去」を選択

この画面で間違ってeSIMを消去しないように注意しましょう。ここは自分の目で確かめるしかないのであっているかを慎重に確認してくださいね。

パスコード/パスワードを入力して次へ

「アップロードして完了してから消去」するか、「今すぐ消去」するかを選択しましょう。

基本的には念のためにアップロードを完了してから消去を選択したほうが良いでしょう。

参考文献

Apple サポート(日本)「iPhone の eSIM を消去する方法」: https://support.apple.com/ja-jp/102421

Apple サポート(日本)「iPhone、iPad、iPod touch を初期化する (工場出荷時の設定に戻す) 方法」: https://support.apple.com/ja-jp/HT201274